※数学の本の話
セドリックヴィラーニの
「定理が生まれる」という本を読みました。
買って家に届いた当初
パラパラめくると
なんだか自分に合わなそうな感じ。
しかも一般人向けとはいえ
なんだかんだ結構数式あるしで
本棚に長いこと差し込んでいたのですが
意を決して読んでみると
ただのフィールズ賞を取るまでの日記で
割と面白かったです。
注釈つけるまでもないですが数式は全スルーw
近代から現代までの
物理、数学界隈の雑学みたいなのも入ってて良い感じ。
ヴィラーニ本人も凄い人なのでしょうが
ラッパーも震えるほどに
周りの人に対するリスペクトがハンパじゃない。
一番の収穫は
2009年時点で
液体は温めるとなぜ気体になるか
冷やすとなぜ固体になるかといった
状態の変化の謎を誰も解明できていない
っていうアレ。
こんな事が最先端の科学をもってして
まだ分からないという事実
ヴィラーニも驚愕
僕も当惑。